マッチングアプリには様々な機能があり、メジャーなものであればほとんどのアプリで名称などが共通しています。このため、これまでに一度でもマッチングアプリを使ったことがあれば、他のアプリに引っ越した場合でもスムーズに使えるでしょう。
ですが、初めてマッチングアプリを利用する場合、「これってどんな機能なんだろう?」と悩むことがあります。幸いなことにマッチングアプリの公式サイトにはヘルプページがあり、それをチェックすれば大体のことは分かりますが、見ていない人もそれなりにいるでしょう。
今回は多くのマッチングアプリに存在している機能の1つである『ブロック』について掘り下げますので、初心者の方は一度目を通してみてください。
ブロックとは主に迷惑なユーザーを弾く機能
ブロック機能について簡単にまとめると、『主に迷惑なユーザーを弾く機能』となっています。マッチングアプリだけでなくSNSにもブロック機能が搭載されていることは多く、「マッチングアプリは初めて使うけど、他のサービスでブロックしたことがある」と話す人もたくさんいるでしょう。
マッチングアプリにも明確なルールがあり、大半のユーザーはそれを守って利用していますが、残念ながらそれを守らない迷惑なユーザーもいます。公式もそうしたユーザーを見つけるためのパトロールをしているものの、やはりすぐに発見することは困難です。
このため、ユーザーが自衛できるようにブロック機能が存在していると考えていいでしょう。
似たような機能である非表示との違い
マッチングアプリのほとんどはブロック機能を備えていますが、それに似たようなものとして『非表示機能』も搭載されている場合が多いです。どちらも実行すれば相手ユーザーが見えなくなりますが、以下のような違いがあります。
- 非表示はこちらから相手を見えなくするだけ
- 相手からはこちらが見えている
- 相手からいいねやメッセージなどが届く可能性がある
ブロックすれば相手からはこちらが見えなくなりますし、メッセージなどを送られることはありません。つまり今後は二度と関わり合いにならなくて済みますが、非表示はこちらから相手を見えなくするだけです。
このため、メッセージなどが送られる可能性がありますので、「もうやり取りはしていないけど、ブロックするほどでもないから消しておこう」と考えた際に実行すべきでしょう。
ブロックの大まかな使い方
マッチングアプリによって操作方法は異なりますが、ほとんどの場合は以下のような手順で操作できます。
- ブロックしたい相手のプロフィールを表示
- ブロック機能を選択
- ブロック完了後は相手が見えなくなる
先ほども書いたように、ブロックが終われば今後はその相手とは関わり合いになりません。また、ほとんどのアプリはブロックの解除ができなくなっていますので、「本当にこの人をブロックしてもいいかな?」というのをしっかりと考えてください。
こんなときにブロックを使おう
ブロックを使う主なシーンとしては、以下のようになります。
- 相手が迷惑行為を行った
- 出会いに関係ない話をされた
- 身バレしたくないときに知り合いを見つけた
基本としては、迷惑行為をされた場合にブロックを使うことが多いです。迷惑行為にはいくつもの種類がありますが、暴言やしつこいお誘いなどが該当します。迷惑に感じる内容は人によって異なるので、自分が「迷惑な人だなぁ」と思ったら使いましょう。
また、マッチングアプリには出会いに関係ない話をするアカウントも存在します。そうしたアカウントは業者とも呼ばれており、違法なビジネスや怪しい宗教を勧めてくるため、迷わずブロックするのがおすすめです。
なお、身バレしたくないときに知り合いを見つけてしまった場合、事前にブロックすればバレる可能性を減らせます。ブロックすればプロフィールを見られることもありませんので、安心して使えるでしょう。
場合によってはブロックの前に通報を
先ほど触れた業者などを見つけたらブロックすべきですが、先に通報するのがおすすめです。この通報機能もほとんどのマッチングアプリに搭載されており、これを使えば運営に怪しいアカウントがいたことを伝えられます。
人気の高いマッチングアプリは通報された場合の対処が早く、業者だと分かったらすぐに退会処分にしてくれます。強制退会となったら二度と使えませんので、違法な業者を駆逐するためにも通報機能を活用してください。
ただし、相手が嫌いだからといった自分勝手な理由で通報していると、逆に運営からペナルティが課せられることもあります。
ブロックを使いこなせばより安心して使える
ブロックを一切使わなくてもいいような環境になるのが1番ですが、そうなるのはとても難しいため、マッチングアプリを利用しているとブロックを使う局面は訪れると思います。適切なタイミングでブロックを使えばより安心して使えるようになりますので、必要だと感じたらどんどん活用してください。